【外壁塗装】吹き付けとローラーでは仕上がりに差が出る?

2022.12.26

外壁塗装には、塗装の方法として吹き付けとローラーの二つがあります。
吹き付けは塗料を霧状にしてスプレーのように塗装する方法、ローラーは細かな繊維のついた筒状の部分に塗料をつけて、ローリングさせながら塗装する方法です。
現在の主流はローラーとハケを併用した塗装ですが、吹き付けを選ぶこともできるのでしょうか。
この二つは仕上がりに差が出てしまうこともあるのでしょうか。

今回は、ローラーと吹き付けの違いと、その仕上がりについてご紹介したいと思います。

■仕上がりに大きな差はない

結論から申しますと、ローラーか吹き付けかで仕上がりに差が出ることはあまりありません。
強いて言うなら吹き付けのほうが技術を要するため、職人によっては苦手としている方がいます。そのため、吹き付けでお願いしたいと思っても、難色を示す業者に当たったり、吹き付けのできる業者自体見つからないかもしれません。
どちらかと言うと、重要なのは塗料メーカーの定める塗装のルールを守って、施工しているかどうかに尽きます。

たとえば、塗装前に加える水や有機溶剤の量が多いと塗料が薄まってしまい、数年で塗膜が剥がれる原因になります。
ほかにも塗膜が固まるまでの乾燥時間を守らない、雨の中塗装を続行するなどの間違った方法を取れば、施工不良を避けられません。
適切な施工ができるなら、ローラーでも吹き付けでも構わないのです。

■ローラー工法とは

ローラーによる塗装はこの20~30年ほどで徐々に広まり、現在では多くの塗装業者で使われている工法です。
現在の住宅の約8割は窯業系サイディングという外壁材が使われています。
この外壁材の特徴は質感や色合いなどのバリエーションが豊富なこと。でこぼこが多いと塗料のつきにくい吹き付けと違い、ローラーによる塗装が適しています。
ひと昔前まではモルタル外壁のお家が多かったのですが、窯業系サイディングが使われているお家の数が逆転し、塗装方法も変わりました。窯業系サイディングが外壁材のシェアを拡大すると同時に、主流になったのがローラー工法ということですね。
もちろん、ほかの外壁材のモルタルや金属サイディングなどでもローラーが広く使われています。

使用するローラーの毛足を変えれば、でこぼこの深さを生かした塗装も可能なので、タイル調の外壁だと目地とタイル部分の色を変えた仕上がりにすることもできます。
なお、長毛ローラーは塗料の含みが良く短時間で塗れるため、手抜き工事をする業者がよく使っているようです。

【ローラーのメリット】
・塗料が飛び散りにくい
・使用する塗料が吹き付けより少なく済む
・毛足の長さを変えられる
・技術が少なくても、きれいに塗れる
・高所でも塗りやすい

【ローラーのデメリット】
・均等な厚みを出すのは難しい
・繊維のでこぼこが見えることも
・時間がかかる
・質感が画一的

【向いている建物】
・どの建物でもOK

■吹き付け工法とは

元々、モルタル仕上げのお家が多かったため、外壁塗装は吹き付けによるものが普通でした。
しかし使用される外壁材が変化し、ローラーにその地位を明け渡すように。モルタルの家がなくなったわけではないので、吹き付けもまだ現役ではありますが、行える業者は昔と比べて少なくなりました。
吹き付けでしかできない塗装として、塗料に骨材(こつざい)の砂粒などを混ぜて仕上げられることがあげられます。リシンやスタッコ、ボンタイルという表面がざらざら、ごつごつとした質感になり、意匠性のある見た目に仕上がります。こだわりのある外壁にしたい場合はオススメでしょう。
短時間で広範囲の塗装ができるので、工事もローラーより2~3倍早く終わるのも美点です。

短所として吹き付けは風によって霧状になった塗料が飛びやすく、周りへの飛び散りや臭いが懸念されがちです。
対策として養生をしっかり行われますが、密集した住宅街などではリスクが大きいため、断られることもあるかもしれません。
外壁ではなく雨戸の塗装など、部分的に使用する業者もいるようです。

【吹き付けのメリット】
・短時間で施工できる
・意匠性のある質感にできる
・均一な厚みにできる

【吹き付けのデメリット】
・技術が必要
・養生をしっかりする必要がある
・塗料の量が多めになるため、費用が高くなる
・風の出ている日は施工できない
・音が鳴る

【向いている建物】
・モルタル外壁の家
・郊外の倉庫 など

■まとめ
技術や環境による制約が多い吹き付けではありますが、外壁を個性のある質感にしたいときはオススメです。また、近くに建物がなく、塗装する建物が大きい場合は効率的に工事を進められます。
トラブルを避けやすいのはローラーですが、時間がかかるので大規模なものの工事には向いていません。戦略的に塗装方法を変えるのも、一つの手でしょう。

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